レバレッジ効果の意味を理解して資金管理力を高める

FX投資には「レバレッジ効果が高い」という特徴があります。

この特徴を十分に理解して管理することができれば、取引は堅実なものになり利益を積立てていくことができます。

しかし、レバレッジの使い方を間違えれば、一撃で資金が吹っ飛び外国為替市場からの退場を余儀なくされることもあります。

レバレッジ効果の意味を理解して資金管理を行うことは決して難しいことではなく、初心者でも知識があれば十分に行うことができます。

今回の記事では「レバレッジ効果とはどんなものか」ということや資金管理について解説をしていきます。

レバレッジ効果とは?

レバレッジ効果(通称:レバレッジ)は、少ない投資資金で数倍の資金の取引が可能になるというものです。

レバレッジとはどういうものかというと「FX業者に証拠金(自己資本金)を預けることで、証拠金以上の取引が可能になる」というものです。

つまり、レバレッジを利用すれば、少額の投資資金であっても大きなリターンを期待できるというメリットがあるということです。

例えば、レバレッジを10倍に効かせれば、証拠金が1万円であっても10万円分の取引ができるようになるということです。

もちろん、スワップにもレバレッジがかかるので、スワップで年利2.5%の利益が出る通貨ペアをレバレッジ10倍で持っていれば年利は25%になります。

こういった事例から見ても、レバレッジを上手く使うことができれば取引を有利にすることができるという事が理解してもらえると思います。

どうしてレバレッジが使えるのか?

少ない証拠金しかないのにどうして多くの資金が使えるのかということを疑問に感じる人もいるでしょう。簡単にだがレバレッジが使える理由について解説をしておきます。

FXでレバレッジが使える理由は決済方法の特殊性にあります。

FXではある通貨を買うと同時にある通貨を売る必要があり、この通貨同士の売り買いにより通貨ペアのレートが変化します。

そして、自身の口座に反映されるのはレートの変化で生じた差額分だけになります。

つまり、1ドル/100円の時に10万円分の日本円を買ったとしてその後1ドル/101円になったときに決済すれば利益は1000円になります。

10万円分のポジションを持ってそれなりにレートが変動したとしても、利益は1000円にしかならないということです。

例から分かるように、FXの場合にはポジションサイズに比較して損益はかなり小さくなります。

株であれば一日に株価が1%動くことは普通ですし、10%動くこともよくあります。ですが、為替の場合は基本的に何かイベントがなければ株のようにそうそう大きく動くことはありません。

こういった環境にあることから、レバレッジをある程度効かせても安全ということで、FXには比較的大きなレバレッジを効かせることができるようになっています。

逆にFXにレバレッジが無かったら利益がほとんど出ないので誰もやらなくなってしまうでしょう。

最大レバレッジについて

レバレッジは何倍まで効かせられるか?ということについてですが、最大レバレッジは国やFX業者によって異なります。

まずは、FX業者が多く所在している国別の最大レバレッジについて紹介をしておきます。

日本:25倍
香港:20倍
韓国:20倍
アメリカ:33倍
イギリス:無制限
オーストラリア:無制限

この情報から分かるように、国ごとで最大レバレッジの規制は異なっています。

最近のレバレッジ環境の変化についてだが、国によって異なるものの徐々にレバレッジの制限が厳しくなってきています。

2010年8月までは日本の最大レバレッジは100倍でしたが、2010年8月には50倍に引き下げられ、2011年8月には25倍に引き下げられました。

アメリカも規制が進んでいて、2015年に起きたスイスフランショックの影響で最大100倍のレバレッジが33倍に引き下げられました。

このように、徐々にではあるが各国でレバレッジの規制が進んできています。

日本人でも海外FX業者は使用可能

日本業者の最大25倍というレバレッジ規制を逃れるために、日本業者から海外業者に移動する投資家も存在しています。

ただ、イギリスやオーストラリアはレバレッジ制限が無いとはいっても、FX業者側が最大レバレッジを設定しているので最大でも1000倍程度のレバレッジが限界になっています。

実際に最大レバレッジが1000倍の業者は多くなく、200倍~500倍を最大レバレッジに設定しているFX業者が多いですね。

日本人の投資家であっても海外のFX業者の口座を解説することは可能なので、日本人であってもレバレッジ25倍以上の環境でも取引は可能になっています。

個人的な意見ではありますが、初心者の人はレバレッジは25倍あれば十分だと思うので国内のFX業者を利用してFXを行うとよいと思います。

レバレッジと資金管理

FXは証拠金に対して大きなレバレッジを効かせることができるので他の投資と比較してギャンブル性が高いと言われることがあります。

確かに、レバレッジが高ければ少ない資金で大きな利益を出すことができる反面、損失が大きくなるためギャンブル性が高いというのは正しくはあります。

しかし、レバレッジをどれだけ効かせるかは投資家自身が決められるので、適切なレバレッジで取引をすれば大きな損失を抱えることはありません。

レバレッジは正しく使えば利益を出すための武器になりますが、間違った使い方をすれば資金を一発で吹き飛ばしてしまうこともあります。

FXで利益を積み重ねていくためには、リスク・リターンを考えて資金管理をすることが非常に重要になってくることを理解しておきましょう。

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