FX自動売買講座22回目「資金管理」【メルマガバックナンバー】

残すところ、メール講座もあと3回。今回は自動売買にとって非常に重要な「資金管理」について解説していきます。

自動売買をする際にはトレードするポジションのサイズ(金額)を自分で決める必要があります。

このポジションのサイズのことを金融関係の専門用語で「Lot(ロット)」と言います。ロットは1Lot、2Lotというように表されます。

日本円が基軸通貨の通貨ペアであれば基本的に1Lot=1000万円です。また、米ドルが基軸通貨の通貨ペアであれば基本的に1Lot=10万ドルです。

「基本的に」と書いたのはこのロットの基準はFX業者によって異なる場合があるからです。

FX業者の中には1Lot=100万円に設定している業者もあるので、トレードの際にはロットの基準をしっかりと確認しておきましょう。

今回のメール講座では、1Lot=1000万円という基準でEAのポジションサイズについての解説をしていきます。

当然ながら、自動売買をする際にロットが大きければハイリスク・ハイリターンになり、ロットが小さければローリスク・ローリターンになります。

僕はなるべくリスクを減らす自動売買を心がけていますが、リターンが少なすぎては自動売買をするメリットはありません。

自動売買はお金を稼ぐためにやっているのでリターンを求めるというのは当然のことです。

ですが、ハイリターンを狙いすぎれば一度の負けで資金が一気に減ってしまい、再起ができない状態になってしまうこともあります。

ということで、自動売買をする際には適切なリスク・リターンを考えてロットを設定する必要があります。

では、まず、適切なロットを考える上でどういったポイントを考慮すべきかを下に列挙します。

それは以下の3つです。

  • 1.投資資金
  • 2.レバレッジ上限
  • 3.EAの性能

まずは「投資資金」について

当然ながら投資に回せる資金が多ければ、ロットは大きくすることができます。

例えば、1000万の資金を持っているのであれば1Lotでのトレードをしてもリスクはそれほど大きくありませんが、10万円の資金しか無いのに1Lotでトレードをするというのはリスクが大きいトレードであると言えます。

ということで、ロットの大小を決める際には自分の投資資金の大小を考慮する必要があります。

続いて「レバレッジ上限」について

ゲムトレードや海外業者を利用しての自動売買をするのであればレバレッジ上限は100倍以上になるので、基本的にレバレッジの上限については無視して問題ないでしょう。

しかし、国内のFX業者で自動売買を行う際にはレバレッジ上限が25倍なので注意する必要があります。

FXは株などと比較してレートの動きが小さいです。

なので、FXでトレードをする際にはレバレッジをかけないと大きな利益を出すことができません。

「25倍の資金が使える」と聞くと問題無いように思うかもしれませんがEAを複数個導入して、そのEAが同時にポジションを持った場合にはレバレッジ上限に達してしまう場合もあります。

レバレッジ上限に達してしまった場合にはポジションサイズがレバレッジ上限を下回るまでそれ以上ボジションを追加することができなくなります。

ということで、日本業者でEAのポジションサイズを大きく設定しすぎえると他のEAの稼働機会を奪ってしまうという状況が頻発するようになります。

日本のFX業者を利用する場合にはレバレッジ上限にも注意してロット設定を行うようにしましょう。

最後に「EAの性能」について自動売買では複数のEAを同時に稼働させることが可能です。

なので、ハイリスク・ハイリターンのEAとローリスク・ローリターンのEAを同時に利用して自動売買をしていくことが可能になります。

それぞれのEAは性能が異なりますし、そのEAのリスク・リターンにあったロットを設定するようにしましょう。

例えば、ハイリスク・ハイリターンのEAであってもロットを小さくすれば、実質的にローリスク・ローリターンのEAとして活用することは可能です。

逆にローリスク・ローリターンのEAであっても、ロットの設定を大きくしすぎてしまえば実質的にハイリスク・ハイリターンのEAになってしまいます。

EAの性能を考えてロットを設定するのは難しいと思うので僕個人が行っている設定方法を紹介しておこうと思います。

僕がEAの性能を考えてロット設定をする場合には最大の損失が投資資金の10%未満になるように設定をしています。

例えば、最大ポジション数が5個で最大ストップロスが50pipsの場合最大損失50pips×5ポジションで250pipsになります。

この250pipsが投資資金の10%以下に設定しておけば最大の損失が発生してしまったとしても、相場から退場するようなことは無くなります。

ただし、勝率が低いEAでこのような設定をしてしまうと連敗した時のダメージは大きくなってしまいます。

なので、最大の損失を理解しつつ、EAの性能に見合ったロット設定を自分自身で考えていくことが重要になります。

ここまで、EAのポジションサイズの決め方を解説してきましたが決め方は人それぞれであり、EAのポジションサイズには正解はありません。

経験を積むことで、自分にあったリスク設定というのは徐々に固まってきます。

ということで、自分の資金・トレードスタイルにあったポジションサイズを探しながら自動売買を進めていくと良いと思います。

ということで今回は以上です。また次回お会いしましょう!

次回は自動売買に必要な環境についての解説をしていきます。

次回:FX自動売買講座23回目「自動売買環境について」

前回:FX自動売買講座21回目「自動売買のリスクを管理する」

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