ナンピン・マーチンゲールが危険である4つの理由

投資における取引手法は数多くありますが、その中に「ナンピン」「マーチンゲール」という取引手法があります。

ナンピンやマーチンゲールで利益を得ている人はたくさんいますが、この取引手法は非常に危険で初心者には向かない手法です(上手い人が使うのはアリだと思いますが)

今回の記事では、ナンピン・マーチンゲールを危険で初心者には向かない手法だと思う理由を書いていきたいと思います。

個人的な意見を適当な感じで流して書いていくようなネタに近い記事なので、気を抜いて読んで貰えばと思います。

ナンピン・マーチンゲールってなに?

まずはナンピンとマーチンゲールという取引手法についてそれぞれ簡単に解説していきます。

そんなこと知ってるよという人は読み飛ばしてもらえればよいです。

ナンピンとは?

ナンピンというのは「ポジションを持ち、そのポジションに含み損が発生した場合に、現在のポジションと同方向のポジションを更に持つトレード方法」のことです。

含み損が出たポジションに同方向のポジションを追加することで、ポジションの平均取得価格を抑えることができます。

図で表すと下のような感じになります。

手書きMT4 ナンピン1

最初のポジション(125.0)に追加でポジション(124.0)を持つことで、ポジションの平均価格が124.5になります。

このようにトレードをすることで、本来はポジションが125.0で±0になるトレードが124.5で±0になるトレードになります。

これがナンピンです。

ナンピンのメリット

ナンピンのメリットはポジションの平均価格を良い方向に修正できるという点です。

ポジションが反対方向に動くたびにポジションを追加することで、±0ラインを引き下げることができます。

ナンピンのないトレードならば最初のポジションのところまで戻らなければ損失が出てしまいます。

しかし、追加でポジションを持つことでもっと浅いラインで利益を得ることができるようになります。

イメージとしては下の図のような感じです。

手書きMT4 ナンピン成功

ポジションを追加していけば少し戻しただけでも±0になるし利益も出やすくなります。

つまり、ナンピンのメリットを小難しいことなしで簡単に言うと「利益を出しやすい」という点にあると言えますね。

ナンピンのデメリット

当然ながら、ナンピンにはデメリットもあります。

そもそもナンピンにデメリットが無かったら、こんな記事は書いて「ナンピンは危険」と言う必要は無いです。

で、肝心のナンピンのデメリットは何かというと「ポジションサイズが拡大してしまう」ということです。

最初持っていたポジションにどんどんとポジションを追加していくわけですから、ナンピンをするたびにポジションは大きくなっていくのは当然のことです。

ということは、ポジションを追加してさらに逆方向に動いた場合には、追加したポジションの分だけ負け額が膨らんでいくということになります。

相場が一方向に動くときにナンピンをしている場合には損失を持つポジションがどんどんと増えていくという状況が生まれます。

相場が一方向に動くときのナンピンは下の図のようなイメージ。

手書きMT4 ナンピン失敗

最初のポジションだけであれば損失はそれほど大きくなりませんが、ナンピンによって損失が拡大しているのが分かるでしょう。

つまり、ナンピンのデメリットをもっと簡単にいうと「損失が大きくなりやすい」という点にあると言えます。

マーチンゲールとは?

マーチンゲールというのはナンピンの強化版みたいなものです。

マーチンゲールとナンピンは、共にポジションと逆方向に相場が動いた場合にポジションを追加していく取引手法です。

どこが違うのかというと、マーチンゲールの場合には追加するポジションサイズを倍加させる点で異なります。

つまり、マーチンゲールの場合には追加するポジションサイズは2倍⇒4倍⇒8倍⇒16倍・・・のように大きくなっていきます。

マーチンゲールのイメージは下の図のような感じ。

手書きMT4 ナンピンマーチン

マーチンゲールは倍加したポジションを追加することでナンピンよりも効率的にポジション平均価格を変化させることができます。

つまり、マーチンゲールは「ナンピンよりもさらに利益を出しやすく、さらに損失が大きくなりやすい取引手法」であるということです。

ナンピン・マーチンゲールはココがヤバイ!

ナンピン・マーチンゲールの取引手法について解説してきたがここからが本題です。

ここからはナンピンやマーチンゲールが初心者に向かない理由を紹介していきます。

ナンピン・マーチンゲールのココがヤバイ!」というポイントを4つあります。

それが下に列挙したものです。

ポジションサイズがヤバイ
ポジション保有時間が長くてヤバイ
巻き返しが大変でヤバイ
含み損のストレスがヤバイ

ここからはこの4つのヤバイポイントをそれぞれ解説していきます。

ポジションサイズがヤバイ

上でも書きましたがナンピンやマーチンゲールはポジションサイズがどんどんと大きくなる取引手法です。

ポジションが大きくなれば損失のリスクが大きくなるのは当然のことです。

ポジションサイズが膨らみ続けて負けてしまった場合には、一発で口座の資金が吹き飛んでしまうこともあります。

あらかじめナンピンをする予定でポジションを持つのであれば良いですが、最初に自分が予測した方向と逆に相場が動いているのにさらに逆方向にポジションを追加するのは相場観がズレた状態のポジションと言えます。

ポジションを1~2個だけ追加するとかならリスクは抑えられますが、それ以上のリスクをとってポジションサイズを増やすのは危険といえるでしょう。

ポジション保有時間が長くてヤバイ

ナンピン・マーチンゲールはポジションをどんどんと追加していき時間をかけて利益を獲得していく手法です。

なので、ポジションの保有時間が比較的長くなる傾向にあります(いわゆるポジションの塩漬けみたいな)。

ポジションの保有時間が長くなることで、リーマンショック等の大きな為替変動に巻き込まれる可能性が高くなります。

「あの時ポジションを持っていなければ・・・」というのはトレーダーであれば誰しもが経験のあることでしょう。

ということで、ポジションの保有時間が長いということはそれだけでリスクです。

ポジションサイズが膨れ上がってしまうナンピンやマーチンゲールは、保有期間が長ければ少しの急落や急騰で大きなダメージを受けるのでさらにヤバイと言えます。

巻き返しが大変でヤバイ

ナンピンやマーチンゲールは負けるときには大きな損失を出しやすいです。

投資には資本が必ず必要で、資本が少なければ得られる利益も当然ながら少なくなってしまいます。

ナンピンやマーチンゲールは一度負けてしまった場合には、資金が大きく削られてしまうので巻き返しがキツくなります。

例えば、一度に75%の資金が吹き飛んでしまった場合には、今後得られる利益が1/4になってしまうということ。

つまり「1%分負けた後に1%分勝つ」のと「75%分負けた後に75%分勝つ」のでは損失に大きな差があるということです。

また、投資は大きな利益を出すために複利で回していくケースが多いので、大きすぎる負けは複利の旨味をそこなってしまいます。

一度大きな損失を出すと巻き返すのが大変なので、損失が大きくなりやすいナンピンやマーチンゲールはヤバイんですね。

含み損のストレスがヤバイ

バカにできないのが大きな含み損のストレスに絶える必要があるということです。

ナンピンやマーチンゲールはポジションを積みながら含み損を耐えしのぐトレード手法なので、含み損のあるポジションを持っている機会が多いです。

当然ながら、大きな含み損を持っているのはストレスになります(例えば下のようなイメージ)

ポジションを追加しているのに相場はどんどんと逆方向に進んでいく・・・
追加したポジションが大きくなりすぎて証拠金維持率が怪しくなってきた・・・
追加できるポジションはあと2つだけ・・・
あと数pipsで強制ロスカット・・・

・・・みたいなストレスを味わいたいとは誰も思わないでしょう。

こんなストレスを抱えた日常は絶対に送りたくはないし、個人的には資金的なものよりもストレスの方がキツイと思います。

デイトレでちょっと含み損が発生するだけでため息が出る豆腐メンタルの僕は、絶対にそのストレスは耐えられないです。

ということで、ナンピンやマーチンゲールは含み損のストレスがヤバイと言えます。

【まとめ】ナンピン・マーチンゲールが危険だと思う4つの理由

何よりも言っておきたいことは「投資の初心者はナンピンやマーチンゲールをするべきではない」ということです。

ナンピンやマーチンゲールは単純で協力な手法ですが、ストレスやリスクをコントロールできる上級者向けの取引手法です。

というか、投資は最初は誰でも負けるものだし、ナンピンやマーチンゲールに頼ってまで無理に勝とうとする必要はありません。

個人的には、初心者にとって最も大切なことは資金を減らしすぎずに経験を積むことだと思っています。

ということで、投資を始めるのであれば最初は負けても大きなストレスがかからないような取引をすることをオススメします。

以上「ナンピン・マーチンゲールが危険である4つの理由」でした!

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