スプレッドとはどんなもの?FXの取引手数料について解説!

FXでは、ほとんどの場合において取引手数料はかかりません。

では、どうやってFX業者が利益を出しているのかという話になるのですが「スプレッド」というものがあり、これがFX業者の利益を生んでいます。

スプレッドはFXをするにあたって絶対に必要な知識の1つなので、しっかりと理解しておくべきです。

今回の記事では、FXの基礎知識である「スプレッド」について解説をしていきます。

スプレッドとはなにか?

FXでは2つの異なる通貨を売買するという取引を行いますが、実は通貨の売値と買値は全く同じではないです

下の画像は実際の取引画面に表示されたUSD/JPYの通貨ペアのレートです。

2wayプライス

この画像から見ても分かるように、売値(Bid)は123.410で買値(Ask)は123.413であり、売値と買値にズレがあることが分かります。

FXの取引ではこのように売値と買値の2つのレートが表示されるので「2WAYプライス」と呼ばれています。

この2WAYプライスのレートの差がスプレッド(今回の例では0.3)に該当します。

スプレッドを日本語で言うと「広がり」や「幅」という意味ですが、これは「2WAYプライスの差幅」という意味から名付けられています。

ちなみに、スプレッドの大小は「広い」「狭い」と表現されます。

スプレッドは手数料のようなもの

FXでは買ったものは売り、売ったものは買うことで利益が確定します。

つまり、最初にポジションを持った段階で売値と買値が異なるので、スプレッドの分だけポジションはマイナススタートになります

先ほどの例でいうと、USD/JPYを123.410で購入した際には売値が123.413になるので、トレードを開始した時点でスプレッドの分だけ損をするということです。

このような点から考えると、スプレッドは間接的には手数料の一部であるということが言えます。

2WAYプライスで透明性が確保される

どうしてこのような2WAYプライスというシステムが採用されているのかというと、それには2つの理由があります。

それは「FX会社の手数料の確保」と「透明性のある取引の確保」のためです。

スプレッドはFX業者の得るマージンの様なもので、取引手数料が0である代わりにスプレッドはFX業者の利益になります

続いて、2WAYプライスによって透明性のある取引が確保される理由について解説します。

もし、価格が1つしか表示されていなかった場合には、FX業者がどれだけのスプレッドを持っていっているかが分からなくなってしまいます

例えば、USD/JPYのレートが「123.410」と1つしか表示されない場合には、ポジションを持つときのレートはわかっても決済時のレートは不明になってしまいます。

この場合にはスプレッドが不透明になるので、FX業者はスプレッドを自由自在に操ることができるようになってしまいますよね。

つまり2WAYプライスでスプレッドを示すことで「FX業者はこれだけの手数料をとっています」という証明になるのです。

2WAYプライスではスプレッドが可視化されているので、不正を防止して透明性の高い取引を可能にしているという一面もあります。

スプレッドはFX業者で異なる

スプレッドは通貨ペアによって異なります。

基本的にメジャー通貨のスプレッドは狭く、マイナー通貨のスプレッドは広く設定されることが多いですね。

また、日本のFX業者であれば円絡みの通貨ペアのスプレッドが優遇されている場合が多いです。

ということで、単純に言えばマイナーな通貨ペアで取引するよりも、メジャーな通貨ペアの取引をする方が得になります。

また、同じ通貨ペアであってもFX業者によってスプレッドの広さは異なります

スプレッドは狭ければ狭いほどトレーダー側に有利になるので、スプレッドが狭い業者で取引をするのが利益につながります。

変動スプレッドと固定スプレッド

スプレッドには大きく分けて2つの種類があります。

それは「変動スプレッド」と「固定スプレッド」です。

変動スプレッドは「USD/JPY0.3銭~」という感じで、固定スプレッドは「USD/JPY0.5銭原則固定」という感じです。

一般的に変動スプレッドの場合には、スプレッドが狭い時もあれば広い時もあるという感じです。

固定スプレッドの場合には、多少のスプレッドの変動はあるものの、基本的には一定のスプレッドで取引することができます。

変動スプレッドは有利な時は固定スプレッドよりもスプレッドが狭いですが、不利な時には固定スプレッドよりもスプレッドが広くなります。

メリットとデメリットがそれぞれ存在しているので、変動スプレッド制と固定スプレッド制のどちらの方式が良いのかということは一概にはいえません。

ただ、スプレッドの変動でトレードが左右されることもあるので、個人的にはFX初心者はスプレッドの変動がない「固定スプレッド」を選ぶことをオススメします

固定スプレッドだとしてもスプレッドが広がる場合もある

固定スプレッド制を採用しているFX企業での取引では、原則としてスプレッドは固定されています。

しかし「経済指標」と呼ばれる国の経済状態などの情報を発表する際には、レートが大きく動くので買い手と売り手のバランスが大きく崩れます。

売り手はたくさんいても買い手がいなければ取引は成立しなくなります。

このような場合には、売り手と買い手の取引を成立させるためにスプレッドが広がってしまいます。

固定スプレッドだとしても、相場のバランスが崩れている場合にはスプレッドが広がることもあるということを理解しておくべきです。

ちなみに「経済指標」は発表される時間が指定されているので、初心者の人は経済指標発表時のトレードは避けると良いでしょう。

オススメのFX企業について

これまでの情報をまとめると初心者にオススメなのは「固定スプレッド制」で「スプレッドが狭い」FX業者です。

また、自動売買をするのであれば、MT4というツールが使用可能なFX業者を選ぶ必要があります。

MT4使用可能なFX業者業者は、MT4が使用不可能なFX業者よりもスプレッドが広くなってしまう傾向があります。

ということで、国内のFX業者を利用するのであれば自動売買用のFX業者と裁量取引用のFX業者は使い分けるほうがスプレッドの面で得をします

僕は自動売買も裁量取引も両方とも実践しているので、いくつかのFX業者と契約して使い分けをして取引をしています。

ここでは、僕が自動売買で使用しているオススメの国内FX業者を紹介しておきます。

MT4で自動売買をするならOANDA JAPANがオススメ

自動売買をするなら「OANDA JAPAN」がおすすめのFX業者です。国内のMT4使用可能FX業者は少ないですし、ほぼ「OANDA JAPAN」一択と言って良いでしょう。

MT4利用可能なFX業者の場合スプレッドが比較的広いですが、OANDA JAPANの「ベーシックコース」のUSD/JPYのスプレッドは0.4銭という驚異的なスプレッドの狭さです。

また、自動売買で最も利用される通貨ペアのEUR/USDのスプレッドも0.5銭と日本のMT4使用可能業者の中では非常に狭いスプレッドで投資環境を提供しています。

取引量が大きくなると、若干スプレッドが広くなる「プロコース」での取引を余儀なくされますが、100万円程度の資金運用であれば「ベーシックコース」で取引をすることが十分に可能です。

ベーシックコースであっても十分な資金を利用できるので、スプレッドの狭さは見かけ倒しではないのも良いポイントです。

MT4を利用した自動売買をするのであれば「OANDA JAPAN」は間違いなく国内最高のFX業者でしょう。

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