どうもこんにちは。引き続き真面目に記事を書いている僕です。今回は自動売買FXにおけるVPSの話。
色々な会社がVPSを出しているわけだけど、どこを使えばよいのかって調べるとガチで自動売買やってる人のサイトではなく、サーバ系のアフィサイトがヒットして情報が捕まりにくい状態になっているのが現状。まあ、このサイトも広告を張っているのでアフィサイトではあるんですが…
それほど注目されることはないけど、実際のところ自動売買においてサーバ選びは結構重要。ロケーションとかも重要だったりする。特にスキャEAなんかはレイテンシの大小で成績が大きく変わったりするし、ってな感じ。
今回はいくつかある自動売買用VPSの中でも、たぶん最安にして最高のサーバである「Vultr(ヴァルチャー)」様を紹介していきます。自動売買始めたいんだけどって言われたら、僕はここをダントツで推します。少し前に聞かれたときにも「Vultr」がいいよって言いました。
あまりにも素晴らしいので、この記事が読み終わるころにはVultrに課金をしてしまうと思います。マジで。
ところでみんなはどこのサーバ使ってんの?
せっかくサイト用のアンケートプラグインを入手したので、アンケート機能を使ってみたいと思って導入しました。
気が向いたら、自身が自動売買で使っているサーバに投票してもらえればと思います。別にこの結果によって何かが変わるわけではないですが。
たぶん国内企業が運営するサーバ使ってる人がほとんどだと思います。海外業者のBeeks(サイトは日本語化されてる)を使ってるって人も複数見かけたけど、そんなに多くは無いんじゃないかと予想。
その他に使っているサーバがあるのであればアンケートに追加できるようになっています。
自動売買用のVPSに求められるものとは何か
「自動売買用のVPSを選ぶ際に何を見るべきか」という問題を先に出しておくことで、Vultr様の素晴らしさをさらに強調できると思うので、まずはそこについて語っていきます。
当然ながら「平日24時間安定稼働する」ということが重要になる。この項目に関しては自動売買に対応しているVPSなら基本的には問題ないところかとは思う。
「サーバが重くないか」ということも重要。サーバが重いと作業が厄介になるし、パフォーマンスにも悪影響があるし、延いてはQOLも下がるしいいことなし。
あとは「価格」も重要な要素。高い金を払えば高性能なVPSは手に入るけど、やっぱ安くて高性能なヤツがいいってなる。安くて高性能…そんなVPSがあるはずがないと思っているかもしれないけど、今回紹介するVultr様は安くて高性能だからすごいってなる。
VPSの「ロケーション」はそんなに意識されないけど超重要。なぜ意識されないかというと国内業者が出している自動売買用のVPSはロケーションが総じて良いものではなく、比較されることがないから話題にならないのが理由。
日本語のサイトで自動売買用VPSのロケーションが論じられることは非常に少ない。けど重要。これについては別途解説していきます。
たぶん、自動売買用のVPSに求められるものってこれくらいかなと思います。これ重要じゃないの的な意見があればコメントにくれれば対応します。
自動売買用のVPSのロケーションについて
ロケーション、つまりサーバの場所ってことなんだけど、サーバの場所は自動売買おいて結構重要だったりする。
サーバの場所が良いとレイテンシ(注文の遅れ)が小さくなるし、特にスキャEAで成績が変化しやすくなるというのが大きな理由です。
場所が良いっていうのがどういうことかっていうと、NY4、LD4、TY3などの主要な金融機関が集合しているEquinixデータセンターに近ければ近いほど良いという感じ。
基本的にFX業者はEquinixデータセンターに隣接してサーバを設置しているので、VPSがそのサーバに近ければ近いほどレイテンシが小さくなる。
でも、単純に「Equinixデータセンターに近ければよい」というわけでは無く、「使用するFX業者がサーバを設置しているEquinixデータセンターに近い必要がある」ので注意。
例えば、オアンダのTY3口座を使うのであれば、TY3に隣接するロケーションのVPSを使用する必要があるってことです。別の例を挙げておくと、NY4口座を使う時にTY3隣接VPSを使うとレイテンシは大きくなります。
ロケーションについてはこれで終了。これでようやくVultr様のすばらしさを紹介できる…。
自動売買用に最適なVPS「Vultr」様について
ようやく本題のVultrの紹介をしていきたいと思います。ここまで長い道のりでした…。上のよくわからない鳥がVultrのマスコットキャラクターです。
Vultrは海外企業が運営するVPSサービスで、格安ながら素晴らしい性能のサーバを運営している。個人的には、オススメの自動売買VPSを聞かれたらVultr一択って答えるほど良いです。過去に聞かれた際にもそうやって答えました。
ここからは、Vultr何処がそんなに良いのかってことを紹介していきます。
抜群のロケーション
現在、Vultrは16か所のロケーションにサーバを持ち、主要なEquinixデータセンター(NY4、LD4、TY3)は当然ながら、他のデータセンターに隣接したロケーションのサーバも提供している。
基本的にVultrと契約するれば、どのFXブローカーを利用した場合でも良いロケーションを確保することが可能になっている。
たとえば国内の自動売買用VPS業者の場合、ロケーションはあまり良くない。「お名前.com」「使えるねっと」「ABLENET」などがメジャーだが、特にEquinix隣接の記載はなく、レイテンシも大きい。
Vultrと良く比較されるBeeksもロケーションが非常に良好でNY4、LD4、TY3に対応したVPSを提供している。Vultrの16か所ってのは自動売買においては過剰っちゃ過剰なので、Beeksと同等の評価って感じになる。
FX自動売買におけるロケーションとしては最高のVPSというのがVultrの評価。国内VPS業者とは比べ物にならない性能になっている。
あり得ないほど安い
他の自動売買用VPSと比較して、Vultrはあり得ないほどに安い。上の画像がVultrの料金表なんだけど、1Gプランで5ドル、2Gプランで10ドルというとんでもない価格になっている。
しかも初期費用は無料ときている。神かなぁ!?
他社のVPSと比較した表が↓になっている。
各社プランに多少の差異があるので完全に同条件というわけにはいかず、メモリ2Gプランに最も近いものを採用して比較した(2Gプランを採用した理由は「使えるねっと」の最小プランが2G~であったため)
価格 | 初期費用 | |
お名前.com | 4,190円 | 無料 |
使えるねっと | 2,980円 | 2,000円 |
ABLENET | 1,410円※ | 2,839円(要WindowsOS) |
Beeks | 8,550円 | 無料 |
Vultr | 10ドル(約1000円)※ | 無料(要WindowsOS) |
※ABLENETとVultrはWindowsOS非インストールプランの価格
上記表ではWindowsOSをインストールされていないVPSがある場合は、そちらを記載しています。
ABLENETとVultrは初期状態でWindowsOSをインストールされた状態のプランも選択できますが、価格が上昇します。
ランニングコストとしては他社と比べてVultrは圧倒的に安い。本当に圧倒的。最安of最安。
ただし、WindowsOSはMT4の稼働に必須なので、WindowsOS非インストールプランの場合は自分でVPSにWindowsOSをインストールする必要がある。
WindowsOSはamazonで15,000円くらいで売ってます。OSが余っていない場合には買いましょう。インストール済みのプランは安さのメリットが失われてしまうので、どちらかというと未インストールプランの方がオススメです。
Windowsであれば最新のOSである必要はないし、ヤフオクなどでさらに安価で入手することも可能。節約したいならそういったルートでの入手も探してみると良いです。
長く自動売買を続けるうえではランニングコストの増加は勿体ないのでオススメはしないけども、VultrのWindowsインストール済みプランは月額+16$となっているので、それでも国内のVPSと比べて安いです。すげぇ( •́ㅿ•̀ )
OS代は1年間も続ければ余裕で回収できるし、最初の自動売買環境構築にOSのインストールの作業が加わるので面倒だけど、そちらをオススメします。
インストールの手順は記事として書くべきなんだろうけど、面倒すぎて書く気がしません…だれか詳細な手順を文章にして、記事に挿入するPC画面のスクショ画像と共に僕に送ってください…
Windowsインストール済みプランでも十分に安いので「インストール作業したくねぇ!」って人はそっちでもいいとは思います。そもそも国内VPSより圧倒的に性能も高いしね。
と、いうわけでVultrは圧倒的に安いってのがメリットになっているという説明でした。
時間課金制度あり
Vultr様の素晴らしいのはサーバ代金が時間課金制であるということ。2Gプランは月10ドルって書いたけど、これは丸々1ヵ月稼働させた場合の金額になっている。
上の画像の赤枠で囲んだ金額が1時間あたりのVPS料金。この金額×24時間×30日で、赤枠左の月当たりの金額になる。
インスタンスが残っている限り料金は取られるので、VPSをオフにしておいても料金は発生する。完全にインスタンスを破棄したら料金の加算が停止するのでいつ始めても、いつ辞めても、使っていた時間の分だけしか料金が請求されないのがメリット。
時間課金型のVPSは増えつつあるが、まだまだ少ない。そんな状況でありながらユーザーにとって節約できる機能をしっかりと与えてくれるVultr様は神と言わざるを得ない…
Vultrのデメリット
ここまでVultrのメリットを語ってきたわけだけど、デメリットもある。それは言語の問題。
Vultrのサイトは日本語に対応しておらず、すべてが英語表示になっています。英語が苦手という人には敷居が高いというのがデメリット。
神罰によってバベルの塔が破壊されて以降、統一言語は失われたわけだが、人類はグーグル翻訳という神をも恐れぬ文明の利器で言葉の壁を取り払おうとしている。
というわけで、グーグル翻訳様を利用すればVultrのサイトは大体読める。Vultrのサイトは平易な英語で記載されているので、苦労する点は少ない。
(グーグル翻訳で英語サイトを読む僕。読める!読めるぞ!)
自動売買でFXをしっかりとやるのであれば、英語との戦いは切っても切り離せない。MQL5は基本的に英語なので。英語が苦手だとしても、この機会に挑戦してみることをオススメします。
Vultrのデメリットはほとんど無く、英語であるという点くらいしか思い浮かびませんでした。欠点がほとんど見当たらない…
Vultrのキャンペーンについて
Vultrはユーザーの紹介リンクから登録をすると、50ドル分のボーナスクレジット(当然だけど出金は不可)がもらえるキャンペーンを開催しています。50ドル分のボーナスクレジットは最低10ドルのデポジット(預り金)が必要になり、ボーナスの入手の期限は30日間となっています。
ということでVultrにユーザー登録したら、30日以内にクレカなどを登録して10ドル入金するだけで、60ドル分のサービスを受けられるって感じです。かなり太っ腹っすね。
そして、新規ユーザーを紹介した僕にも25ドルの紹介報酬がもらえる。こういうwin-winのアフィは好き。誰も損しないしね。
紹介リンクから登録をしないと、50ドル分のボーナスクレジットキャンペーンは受けられないので注意が必要。あと30日以内に10ドル入金しないと権利が失われることも合わせて注意が必要。
このサイトにあるVultrへ飛ぶリンクはすべて紹介リンクになっているので、このサイトに張ってあるリンクからVultrに飛んでもらえればキャンペーンを受けることができます。
Vultrの登録方法を解説
どうせここまで紹介したので、vultrの登録方法も解説しておこうと思います。登録に関しては難しい部分はほとんど無いです。
まずはvultrのページへ。このサイトに設置してあるvultrへのリンクからvultrにアクセスすれば、50ドル分の紹介ボーナスクレジットがもらえるので使用をオススメします。
リンクから移動するとvultrのトップページが表示されるので、赤枠で囲んだ部分に使用するメールアドレスとパスワードを入力。入力したら「Create Account」を押してアカウントの作成は完了。
パスワードは半角英数で10字以上、かつ大文字と小文字を混ぜる必要があります。パスワード作成ツールを使うとスムーズに作成ができるかと思います。
アカウントの作成が完了するとコントロールパネルが開くので、今度はコントロールパネルに必要な情報を入力していく。
住所の英語表記が分からなければ、↓のようなサイトを使って日本語⇒英語の住所変換をすると良い。一瞬で終わるので非常に楽。
住所、クレジットカード、デポジット入金量を入力、選択して「Link Credit Card」のボタンをクリック。これでクレジットカードの登録は完了。
紹介リンクからアカウントを作成し、10ドル以上デポジットした段階で50ドルの分の紹介ボーナスクレジットが入手可能になる。
アカウントの作成とデポジットが完了したら、サーバの登録を進めていきましょう。左側の選択項目で「Servers」を選択すると、サーバ登録ページが開きます。
サーバのロケーションを選択できる。使用するFXブローカーのサーバに近いロケーションを選択すると良い。TY3なら「Tokyo」、NY4なら「New York (NJ)」、LD4なら「London」を選択。
続いてサーバのタイプを選択する。ここではCentOSかWindowsのどちらかを選択する必要がある。
CentOSを選択した場合は自分でWindowsOSをインストールする必要がある。Windowsを選択した場合は最初からWindowsOSが導入されている(月額+16ドル)。
ランニングコストが抑えられるので、オススメはCentOSだが、WindowsOSの導入が難しいのであれば、月額+16ドル払ってWindowsOS導入済みを選択するのもアリかとは思う。それでも国内サーバよりも高性能で安いし。
サーバタイプの選択が終了したら、次はサーバのサイズを決めていく。
1Gの5ドル/月プランか、2Gの10ドル/月プランかのどちらかの選択になるかと思う。個人で自動売買FXをやるなら2Gもあれば十分。
どちらを選択するかという問題だが、余裕をもって2Gにしておけば間違いはないと思う。1Gと2Gでは月で500円しか変わらないのでどちらかというと2Gがオススメか。
その他いくつか選択肢があるが、ノーチェックで問題なし。
ロケーション、サーバタイプ、サーバサイズの選択が完了し、表示された金額に問題がなければ「Deploy Now」ボタンを押して、サーバの契約が完了する。
まとめ
サーバのことを書いてたらものすごく長くなってしまった。でもこれで最安にして最高の自動売買用VPS「Vultr」様の素晴らしさが十分に伝わったのではないかと思います。
日本でも自動売買は流行りつつあるけど、サービスの質が高いのは圧倒的に海外です。サーバしかりEAしかり…。MQL5を利用するとEA選択の幅が広がるし、海外サービスを積極的に利用していくことをオススメします。
Vultrは性能も国内サーバに比べて抜群に良いし、さらにはWindowsOSプランの場合でも国内サーバに比べて安くなっている。レイテンシが小さくなることで成績の向上も見込めるので、乗り換えるメリットは大きいです。
オススメは自分でWindowsOSをインストールする方式だけど、面倒だったらWindowsOSプランでも良いとは思います。
今まで日本語対応のサービスしか利用してこなかった自動売買民も多いとは思うけど、言語が英語のサイトであっても、グーグル翻訳使えば大体大丈夫だし、海外サービスの利用を逃げずに挑戦することをオススメします。
というわけで、最高最安の自動売買VPS「Vultr」の紹介記事でした。僕からは以上!
コメント
のぶろうさんスゴいです!
Twitterで自動売買の人がVultrのVPSを呟いていた方がいたので週末に調べてましたが、何か違う用法に使うような記事しかなかったのと、日本語無しというので諦めていたけど希望が見えましたー!
VPSはEA作成者さんからお薦めされた○○○○ドット○○を契約していますが更新時に切り替えたくて他を探してもなかなかこれと思うのが見つからないまま継続分を払ってしまった…。
そうですよね。FXをするなら英語に尻込みしてはいけないですよね。次はVultrにしたいです!
国内VPSなら○○○○ドット○○も悪い選択肢ではないと思います。Vultrと比べると劣る部分は多いですが…
自動売買を続けてく上で、英語との対峙は避けられないので、苦手でも挑戦していくことをオススメします。
Vultr自体は公式ページということもあって平易な英語の記載が多いので、スタートとしては良好だと思います。